1869-1882

HIER BEFAND SICH DAS DEUTSCHE KONSULAT IN NIIGATA.

SEINEM ANDENKEN SEI DIESES DENKMAL,

ERRICHTET VON DEN BÜRGERN DER STADT NIIGATA, GEWIDMET.

2019年4月20日、皆様からの浄財により新潟ドイツ領事館跡記念碑を建立いたしました。

賜りましたご支援に、心から感謝申し上げます。


開港150年を迎える機会に新潟ドイツ領事館跡記念碑を建立しましょう

新潟ドイツ領事館跡記念碑建立 趣意書

新潟港は明治初めに開港五港の一つとして国際貿易に開かれてから、2019年に150年の歴史を刻むことになります。

 

信濃川、阿賀野川という大河が日本海に注ぎ込む河口にある新潟港は、当時すでに北前船をはじめ大小の帆船が往来する賑わいの地でした。外国に開かれたときには欧米の四カ国が新潟に領事館を置きました。その中でもドイツ領事館は約十三年と他国に比べても長い足跡を残しています。それも一人の領事が継続的に駐在していた点でも他とは際立っています。領事館の跡地が信濃川左岸にあったことも分かりました。

 

海の風、川の風がわたる砂丘の地に水の恩恵を受けながら活気あふれる港町となっていた新潟には、他の開港場とは趣を異にした営みが広がっていました。明治に入り、新潟県は日本一の人口を誇る時期を迎えます。遠い故国に思いをめぐらせながら活動を続けたドイツ領事は、信濃川に広がる光景を日々見ながら、水都新潟だけでなく県全体の発展の可能性を感じ取っていたのかもしれません。

 

領事館のあった場所に記念碑を造りたいという考えに至ったのは、ドイツ領事館が存在したことを後世に伝えたいというだけではありません。才気煥発な異国の若い領事が開化の町新潟の将来に思いを馳せ、秘めた力を引き出すべく動いていた事実です。その記憶を残すことは、この地域の発展に貢献していく若い世代へのメッセージになると信じます。

 

記念碑の建立は新潟日独協会員だけでなく、新潟港のこれからを考える市民、県民、ドイツに限らず国際交流に携わる人、さらに新潟に関心を寄せるドイツ人をはじめさまざまな人の浄財によって建てたいと考えました。新潟がますます大きい国際都市となることを願って、ここにご協力を呼びかける次第です。

 

新潟日独協会

 会 長 渡辺 隆

 副会長 桑原ヒサ子

 副会長 小林昌二


新潟ドイツ領事館について

1869(明治2)年9月

 ライスナーが来港しドイツ(北ドイツ連邦)領事館が開設される(所在地は本町通七番町)。

 

1872(明治5)年6月

 ドイツ帝国領事館に改められる。

 

1877(明治10)年1月

 下大川前通三ノ町へ移転する。

 

1882(明治15)年7月

 ライスナーが離港し領事館が閉鎖される。

新潟ドイツ領事館は開港の年から1882(明治15)年までの約13年のあいだ開設されていました。新潟にあった4つの外国領事館のなかでもっとも長く、また最後まで設けられていたのが、このドイツ領事館です。領事は、貿易商人でもあったライスナーが継続的につとめました。ライスナーはドイツ西部の町クレーフェルトの有力商家の生まれで、新潟領事となった時はまだ29歳でした。

 

新潟港で居留外国商人が活動していた明治前半期、そのほとんどはドイツから来た商人たちでしたが、領事館はその彼らの商業活動を支える機能を果たしていました。いわば、開港場らしい港の姿を支え続けたのがドイツ領事館でした。特に後半期の所在地(下大川前通三ノ町)は、当時は信濃川の河岸に位置し、後に架けられた萬代橋にも近いことから、まさに新潟開港を象徴するにふさわしい場所と言えます。

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参考:明治の新潟にあった外国領事館

〇イギリス 1869年2月~1872年10月、

      1876年7月~1879年10月

◎ドイツ  1869年9月~1882年7月

〇オランダ 1869年11月~1870年8月

〇アメリカ 1870年10月~1870年11月


記念碑建立と募金計画

1 建立の趣旨

趣意書をご覧ください。

 

2 記念碑建立予定地

新潟ドイツ領事館跡地

(新潟市中央区下大川前通三ノ町・新潟グランドホテル第二駐車場敷地角)

※建立用地は新潟グランドホテル様が無償で提供して下さいます。

 

3 募金目標総額

500万円

 

4 募金

個人 一口 2,000円

法人 一口10,000円

複数口数の寄付を歓迎します。寄付控除の対象外です。

 

5 募金締切

平成30年11月1日(木)→ 期限延長中

 

6 除幕披露予定日

平成31年4月20日(土)

 

7 送金先及び方法

ゆうちょ銀行

振替口座記号番号 00500-0-87110

名義人 新潟日独協会

※新潟開港150周年事業寄付金専用口座となっております。

 

★★クラウドファンディングでも募集をかけました★★

新潟日独協会の紹介から記念碑建立に向けた想いなどが綴られています。合わせてご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/deutschland-niigata-1869


寄付をいただいた方々

青柳正俊

吉田理一

児玉初子

冨士運輸株式会社

矢澤健一

税理士法人小川会計

株式会社リンコーコーポレーション

新潟県中小企業団体中央会

大越章吾

佐藤康雄

関昭一、関妙子

観響道 坂井久哲

日本通運株式会社新潟支店

新潟信用金庫

学校法人新潟平成学院新潟国際情報大学

新潟県商工会連合会会長職務代行副会長石田三夫

佐渡汽船株式会社

伊藤聡

長谷川義明

堀川武

眞壁伍郎

小島健一

新潟商工会議所 会頭 福田勝之

桑原聡、桑原ヒサ子

田村元人

東北電力(株)

飯沼克英

杉浦順子

佐藤孝

志賀逸郎

若林一郎

中山輝也

カールベンクスアンドアソシエイト(有) 取締役ベンクスカールハインス

芳野昇

新潟国際情報大学理事長 星野元

(株)新潟総合テレビNST

新潟経済同友会

山田一介

伊藤善允

源川医科器械株式会社 代表取締役 齋藤洋

株式会社本間組

学校法人新潟青陵学園

坂井康一

浅見直

江畑徹

グリーン産業株式会社

グリーン産業㈱ 代表取締役 荒川義克 

安藤哲也

小林昌二

五十嵐生野モダンダンススタジオ

新潟大学工学部 マグデブルク夏の学校有志

清水忠明

武藤秀太郎

江口歩

大林厚次

株式会社高助

堀越正志

岡本典也

斎藤祐介

シネウィンド

菅瀬亮司

株式会社新潟テレビ21

清水不二雄

永井圭三郎

新潟ドイツワイン協会 新田見登

株式会社新潟ビルサービス

渡辺隆

和泉徹

野村修一

広瀬秀

株式会社テレビ新潟放送網

山本真希

新潟県洋舞踊協会

大熊孝

刈屋進

迎賓館TOKIWA

学校法人新潟総合学園

坂井正義

小林敦彦

小林啓志

桐生和男

鈴木聖二

新潟綜合警備保障株式会社

株式会社加賀田組 代表取締役社長 市村稿

株式会社イタリア軒

武藤敏明

柳本雄司

木村哲郎

田中茉莉恵

神田勝郎

おだキッズクリニック院長 小田良彦

小田瑞枝

愛宕商事株式会社

諌山正

アンニャ ホップ

吉田治代

相羽利子

金子ヨネ子

本間由美子

江戸千家越後支部支部長 鈴木裕美

小林建

鈴木潔

赤石咲子

株式会社新潟眼鏡院 上田茂

新潟縣信用組合

湯浅健次郎

和田直樹

小林淳一

サッポロビール株式会社

小田敏三

神田敬輔

高橋正秀

佐藤明

服部誠司

林康生

渡辺英美子

森沢真理

吉倉久一朗

水本裕之

夏井陽三

東 寛

石山真

株式会社新潟日報社

株式会社北越銀行

一正蒲鉾株式会社

高岡信也

新潟ヤナセ株式会社

佐藤食品工業株式会社

ワインハウスゲアハルト株式会社

セイコーアイウェア株式会社

高橋尚子

ジャズフラッシュ 佐藤明子

藤田金属株式会社代表取締役 今井幹文

吉岡茂樹

若桑正一

岡本学

ローデンストックジャパン株式会社

株式会社大光銀行

伊藤由紀子

笹川力

大野吉昭

徳永健一

株式会社皆川組

株式会社新潟放送

栗原道平

佐藤隆夫

笠原佳吾

新潟県港湾空港建設協会会長 本間達郎

大渕智絵

茨城県日独文化協会会長 井上壽博

小林健太郎

堀川雅弘

塩田純一

吉田至夫

鈴木洋子

小島由紀夫

三井物産株式会社

轡田収

谷山朝一

岩田和雄

井原彩希

高井盛雄

小林りり子

真水康樹

NPO法人にいがた湊あねさま倶楽部

高橋周平

渡辺健一

九里浩之

伊藤恭子

齋藤直明

玉井和人

吉原耕一

水品桂子

塚田敏成

柳本利夫

キーン誠己

竹内希六

橋本眞孝

本間良信

株式会社博進堂 清水伸

坂井範子

長谷川健司

吉田京子

越前屋ホテル

桐生裕子

吉田優子

ヴォルフガング ボックホルト

栗山靖子

加藤奠三

山田耕太

五十嵐祐司

栄長敬子

新潟イタリア協会

三菱商事(株)新潟支店

高橋優太

髙橋姿

阿部直樹

大倉宏

笹川太郎

栗原潤一

アレーゼ新潟(株)

サンセットカフェ鈴木寿行

新発田建設(株)渡辺明紀

ほか8名

(敬称略)


賛同人一覧

私たちは新潟ドイツ領事館跡記念碑建立の趣旨に賛同します

平成30年2月15日現在

浅見 直(長岡療育園医師)

アンティエ グメルス(画家、在ドイツ)

五十嵐瑠美子(新潟県洋舞踊協会会長)

石田三夫(新潟県商工会連合会会長職務代行副会長)

伊藤善允(新潟郷土史研究会会長)

諌山 正(「みなとまち新潟の社会史」監修者)

上原誠一郎(画家)

ヴォルフガング ボックホルト(新潟日独協会顧問、在ドイツ)

江口 歩(有限会社ナマラエンターテインメント代表)

大熊 孝(新潟市潟環境研究所所長)

大倉 宏(砂丘館館長)

大越章吾(日本歯科大学新潟生命歯学部教授)

大杉一宏(新潟青年会議所理事長)

大橋武紀(NST新潟総合テレビ代表取締役社長)

小川 健(佐渡汽船代表取締役社長)

小田敏三(新潟日報社代表取締役社長)

小田良彦(新潟日独協会顧問)

小松茂樹(新潟信用金庫理事長)

折笠正弘(平出修研究会事務局長)

カール ベンクス(建築デザイナー)

神田勝郎(北方文化博物館館長)

神林恒道(新潟文化の記憶館館長)

桒原美樹(UX新潟テレビ21代表取締役社長)

小島富美子(にいがた湊あねさま倶楽部代表)

小林幸子(歌手)

斎藤正行(新潟・市民映画館シネ・ウインド代表)

笹川 力(新潟市民病院名誉院長)

佐藤隆夫(BSN新潟放送代表取締役社長)

塩田純一(美術評論家、水と土の芸術祭アート・ディレクター)

清水不二雄

新田見登(新潟ドイツワイン協会会長)

鈴木英介(みなと・さがんプロジェクト代表)

関 昭一(新潟青陵学園理事長)

高橋 姿(新潟大学学長)

高橋 浩(日本通運新潟支店長)

田中榮一(富士運輸代表取締役社長)

德永健一(郷土の文化に親しむ会会長)

中山輝也(新潟県国際交流協会理事長)

南波秀憲(リンコーコーポレーション代表取締役社長)

野内隆裕(路地連新潟代表、日和山五合目館長)

能登武史(アートミックスジャパン実行委員会副会長/総合プロデューサー)

長谷川義明(元新潟市長)

長谷川了(新潟縣信用組合理事長)

平山征夫(元新潟県知事)

福田勝之(新潟商工会議所会頭)

堀 一(新潟県中小企業団体中央会会長)

堀川 武(新潟市国際交流協会代表理事)

本間達郎(新潟県港湾空港建設協会会長)

真壁伍郎(元いのちの電話理事長)

務台昭彦(TENYテレビ新潟放送網代表取締役社長)

矢澤健一(新潟県立歴史博物館長)

山本善政(新潟経済同友会筆頭代表幹事)

芳野 昇(長岡日独協会理事長)

渡辺敏彦(新潟日米協会会長、新潟総合学園副理事長)

(五十音順・敬称略)